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前田サラ物語1はこちらです→-クラリネットをサクソフォンに持ち替えて-

 

辛口の批評家

中村達也さんと出逢い、達也さんのバンドも手伝いながら、自ら結成した「前田サラ」バンドでの活動も忙しくなってきました。

そんなある日、ライブを観にこられる「常連さん」の中に、辛口の批評家が現れました。
日本を代表するサックス奏者を生み出した、ビクターの大物プロデューサーです。

ライブの度に現れるのですが、かなり厳しい、辛口の批評をして帰っていきました。この時、前田サラさんは、メジャーからCDを出すことの厳しさを初めて味わうのです。

自分が出したかったサウンド

かつて、ミケランジェロがあの「ダビデ像」を製作した時、ミケランジェロは大理石の中にいつも「ダビデ像」を見出し、大理石の中に閉じ込められていた「ダビデ」を外に出してあげたのだと表現しました。

2014年も年が押し迫った頃、前田サラさんも初めて「自分の音が出せたな」と思える時がやってきました。

そして、いつもは辛口の批評をして去っていったビクターのプロデューサーが、

「自分のやりたいことが見えたみたいだね。そろそろ取り掛かろうか」

と言って下さったのです。

ひとつの果実が「熟した」時を迎えたのです。

ビクターからの1通のメール

それから1ヶ月ほど経ったある日、例の大物プロデューサーから1通のメールが届きました。

「リッキー・ピーターソンのプロデュースでCD作るのはどう?」

リッキー・ピーターソンといえば、グラミー賞を6回も受賞し、ユニークで渋みのあるファンキーなプレイが特徴である、あのデイヴィッド・サンボーンのオルガン奏者でした。

教会で生まれ育ったサラさんにとって、ルーツミュージックやゴスペルの基盤とも言えるオルガンは絶対に外せない音でした。そして、デイヴィッド・サンボーンのソウルとファンクにテーマを置いたサウンドには、リッキー・ピーターソンのオルガンがあってのものだとサラさんは感じていたのです。

前田サラさんにとって、このメールの返事は

「ぜひ、お願いします」以外の言葉はありえませんでした。


ミネアポリスで待っていたもの

メジャーデビューを果たすため、リッキー・ピーターソンの本拠地であるミネアポリスに渡った前田サラさんに、神様は素晴らしいプレゼントを用意していました。

サラさんのファーストCDの作成のために、神様は超一流のミュージシャンを用意します。
ベースはリッキー・ピーターソンの実弟である、ポール・ピーターソン。ギターにジョー・エリオット。ドラムスはマイケル・ブランド。サックスにジェイソン・ディレア。それに加えて、トランペットにジェフ・カーバー。プリンスファミリーを中心としたこのメンバー構成は圧巻でした。

こうして、5日間といレコーディングの機関は、夢のように過ぎていきました。前田サラさんにとっても、このメンバーと過ごした時間は、何にも代え難い経験だったことでしょう。

こうして、2015年、ビクターからデビューアルバム、「フロム・マイ・ソウル」が発売されました。

前田サラのデビュー・アルバム『フロム・マイ・ソウル』収録曲「ブライター・デイ」リハーサル映像。

前田サラ(sax)、竹内朋康(g)、タケウチカズタケ(kbds)、TOMOHIKO a.k.a HAVEYLOOPER (b)、

岡野 “Tiger” 諭(ds)       (Victor Entertainment )

お祝いメッセージ

前田サラさんのデビューアルバムにたくさんのお祝いメッセージが届いています。

その中から、ちょっとだけ、ご紹介しますね。

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はじめて音を出した時に、「あ、イケてる人いる!」と思った。

意外と少ないのよ? そういう人。

いつもの素敵な笑顔で、世の中を楽しくしてあげてね。

アルバム発売おめでとう! (KenKen)

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この若さで?! という言葉は無礼だ。

サラのサックスは魂を刺激する!

まるで全ての悲しみも憎しみさえも超え、時に儚く時に力強く

そして艶っぽく…俺たちの心に刺し込んでくるのだ! ( 竹中直人)

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前田サラは、神から選ばれた、唯一無二のサックス・プレイヤー。

彼女のサックスを聞けば、今までのサックス・プレイヤーと何かが違うのは一耳瞭然!!

作品も彼女のために神がを用意してくれたような

最高峰のミュージシャンの飛び切りなサウンド。

クリスチャンとして、そしてミュージシャンとして、

僕はこの素晴らしい彼女の作品を誇りに思うと共に、

彼女がこれからの日本の音楽に光を差し込んで行くことを確信しています。 (上條頌)

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第5話 福山雅治さんとの共演 -新しい出逢いと別れ- に続く

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