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前田サラさんとの出逢い

私が初めて前田サラさんにお会いしたのは、今から5年ほど前のことです。
私の所属している教会の礼拝に、お父さんのダビテ前田先生が招かれていました。

そして、メッセージの前に、ご家族を代表して前田サラさんがサクソォフォンを演奏したのです。

彼女が舞台に上がった時、「へえ~、女の子がサックスを吹くのか~」程度の感じしか持っていませんでした。
「サックス=しぶいおじさんの楽器」というイメージが強かったのです。

しかし、前田サラさんが、その1フレーズを演奏した時、ほんとうに雷に打たれたように、その演奏に驚嘆いたしました。

そのサウンド、リズム、テクニック。

今まで聞いたことの無いような、スペシャルなサウンド。
ほんとうに呼吸をすることを忘れてしまって、その演奏に聞き惚れました。

1000人くらいの観衆でしたが、ざわめきが起こり、演奏が終わったとたん、割れんばかりの拍手が礼拝堂を覆いました。

今思えば、もうその頃は、あの世界的なサックス奏者、ロン・ブラウンから2年間に亘るスカイプ・レッスンを受けていたのだから、
その練り上げられたサウンドもうなづけます。

しかし、何にも知らなかった5年前。

牧師家庭に生まれた、1人の少女の演奏に「天才少女だ~!」
「キリスト教会にとんでも無い逸材が生まれた!」
「日本のキリスト教会は明るい!」

と、ひとり狂喜乱舞したのが、つい、この前の出来事のように感じます。



クラリネットからサクソフォンへ

前田サラさんが音楽の世界に触れたのは、お母さんのお腹の中にいた時でした。

シンガー・ソング・ライターを目指していた父親と音楽好きの母親との間に生まれた前田サラさん。
お腹の中にいた時から、たくさんの音楽に触れていたのです。

7人家族、5人の兄弟の長女。それぞれが楽器に興味を持ち、家族、みんなが音楽を奏でる。
そんな彼女が初めて触れた楽器はドラムスでした。小学校の四年生の時、そして、すでに小学校の5年生の時には
自分はミュージシャンとして生きると決めていたのでした。

前田サラさんが中学生になった時、吹奏楽部ではサックスではなくクラリネットを演奏していました。
しかし、どうしてもサックスを吹きたかった彼女が初めてサックスを手にした時、その翌週の日曜日には
教会で演奏をしたというので、その天才ぶりを垣間見るようですね。




プロのサクソフォン奏者を目指す -約束の虹-

前田サラさんが中学を卒業する時、高校に進学するかプロの道を歩んでいくのかずいぶんと迷ったようです。

中学校の先生からは猛反対を受けたようですが、牧師である父親はどうだったでしょうか。
普通の牧師であるならば、きっと高校神学を勧めたことでしょうね。
しかし、ミュージシャンでもあった父親は、その選択を神様とサラさんに委ねたのです。

ある朝、彼女は祈ったそうです。

「もし、プロのサックスプレイヤーになることを、神様が導いているのなら、
 神様の約束のしるしである虹を見せてください。」

すると、その直後、通学途中の道で、彼女は大空に、はっきりとした二重の虹を見たのです。
神様からの虹の約束を頂き、前田サラさんは、プロのサックスプレイヤーへの道を歩みだすのです。

この時、世界的なサックス奏者、ロン・ブラウンと出逢うことになるとは、誰ひとりとして知る由もありませんでした。
神様のなさることは、本当に時に適っていて、美しいですね。

続く

きみは愛されるため生まれた

前田サラ物語2 -ロン・ブラウンとの出逢いー

 

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