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認知症の方の介護を行う場合に、まず第一に、その方がどのようなタイプの認知症

であるかを知るこは非常に重要なことです。

 

もちろん、認知症の進み方現れてくる行動はさまざまで、
100人いたら100通りのパターンが存在するのではないかと考えていますが、
どのようなタイプの認知症であるかを知っておくと、

今後の進み方に関してある程度の予測が立てられます。

 

また、「治る可能性のある認知症」のところでお話ししましたが、
「正常圧水頭症」は早期に治療を始めた方が、回復の状態は良い結果が出るそうなのです。

ここでは代表的な認知症のタイプを5つほど紹介したい思います。

 

1.アルツハイマー型認知症

 

認知症の中で最も有名なので、良く聞く名前だと思います。
認知症の中でも最も多く、約6割はこのアルツハイマー型認知症です。
脳の神経細胞アミロイドβというたんぱく質が溜まり、脳の神経細胞を破壊してしまうのが原因だと言われています。

アミロイドβは健康な人の脳内にも存在しますが、通常は「脳内のゴミ」として分解して排出されるそうです。しかし、アミロイドβよりも大きな異常たんぱく質が作られると、アミロイドβが排出されないで蓄積されてしまうそうなのです。

このアミロイドβ記憶をつかさどる「海馬」という領域に蓄積されてしまい、その領域の細胞が死滅してしまうと、記憶障害起してしまいます。

 

「新しいことが覚えられない」
というのは、記憶をインプットする部分に障害が起きてしまったため、
「言ったことをすぐに忘れてしまう」

という現象として現れます。

 

認知症の方の特徴して、昔のことは良く覚えています。
昔の記憶を蓄積したデータは、別の場所にあるのでしょうね。
それにしても、「物忘れ外来」に行って、脳のMRIを撮影した時に、
脳の萎縮がみられ、特に「海馬」の領域脳の萎縮がみられると

がっかりしてしまいますね。

 

アミロイドβという原因物質が特定されているのですから、
アミロイドβきちんと分解する方法が見つかれば
認知症の進行を食い止めることができるようになるかも知れません。

もしくは、アミロイドβよりも大きな「異常たんぱく質」の生成を抑えるとか、分解してしまうとかβアミロイド」が生成しにくいような環境を作れば、アルツハイマー型の認知症を予防するこも出来そうな気がしますね。もちろん、素人の考えなのですが(笑)今、世界中で認知症の薬が「最優先」と言っても過言ではないほど研究が進められています。

 

認知症の進行を止める薬、予防する薬の完成も、そう遠い未来では無いのではと期待しています。

現在使われている認知症薬は、あの有名なアリセプトの他に、レミニール、リパスタッチ、メマリーなどがあります。私がケアマネになった10年前には、認知症の薬といえばアリセプトしかなかったのですが、「怒りっぽくなった」「吐き気がする」などの理由で服薬を止めてしまう方が多かったのを覚えています。

今ではお薬の種類も増え、その方にあったお薬を処方して頂けると思います。進行を止めてしまうお薬はまだ開発されていないようですが、少しでも進行を遅らせるため、その方にあったお薬を服用して頂きたいと思います。