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「デイサービスに行きたがらない男性 その1」で

「囲碁や将棋」のできるデイサービスをご紹介いたしました。

今回ご紹介するのは、もっと「趣味・嗜好」に特化したデイサービスです。

 

3.ラスベガスみたいなデイサービス

 

囲碁や将棋だけでなく、スロットマシーンまで置いてあるデイサービスがあります。

マージャンだけでなくカードゲームも楽しめ、お年寄りが「バカラ」を楽しんでいる

風景は微笑ましいものがあります。

 

また、送迎車にこだわっているのも、このデイサービスの特徴でしょうか。

 良くご利用者の方から「歩いてデイサービスにいけないか?」という質問を受ける

ことがあります。

 

あの○○デイサービスいう名前の入った送迎車が玄関に横付けされるのは、

なんだか気まづい。というのがその方の理由でした。

デイサービスの方と相談して、「名前の入っていない車」で迎えに来て頂くこと

にいたしました。

 

すべてのデイサービスでこの様な対応をして下さるかはわかりません。

 

 その点、この「ラスベガスみたいなデイサービス」送迎車にもこだわりを持ち、

黒塗りの高級車(?)で迎えに来てくれるのです。

これならば、男性でも喜んで送迎車に乗って頂けますね。

 

ニーズ(その方の必要としているもの)を満たしているか

 

ケアマネージャーの観点からみて、「ずいぶんと思い切ったデイサービスを創ったものだなぁと感心していますが、デイサービスに限らず、その方のニーズを満たしているかを検証することは大変重要なことです。

物忘れ外来や専門的な診察を受けて「認知症」という診断がおりた時、大抵はデイサービスに行くことを勧められます。

自宅に閉じこもってしまうと、脳の活性化が図れないというのがその理由のわうです。

「家族」との会話では、脳にそれほどの緊張感をもたらせないそうですが、「他人」と話す時に持つ「緊張感」が脳に良い刺激をもたらせるそうです。しかし、デイサービスがその方のニーズを満たさなければ、そこに参加したいとは思いませんよね。

先に紹介した運動に特化したデイサービスも、「転倒の予防」のために下肢筋力の低下を食い止めたい、というニーズを満たしているものです。

こんなデイサービスがあったら言ってみたい。

初めはそこから入っていっても良いと思うのです。そこでお友達を作ることも大事ですし、マージャンやバカラでも「考える」ことが脳のトレーニングに繋がっていると思います。

今回ご紹介したデイサービスでは、お風呂にもこだわりがあるようで、「ベガスパ」と呼んでいるようです。

 

「デイサービスでお風呂には入りたくない」という男性でも、

「ベガスパ」なら喜んで入って下さるかも知れませんね。

「ベガスパ」が「ジャグジー」で無いのは残念ですが、そこまで贅沢は言ってられません。

 

 ご利用者がどんなニーズを抱えているか

どんなデイサービスならば利用していただけるか

 

そんなことを、もっともっと突き詰めて、より素晴らしいデイサービス

を創って頂きたいと心から願っています。