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前回、デイサービスに行きたがらない男性のことをお話しいたしました。

今回はその2回目です。

 

2.機能訓練型デイサービス

 

男性にとって、「デイサービス」に行くことの妨げになっているのが、

「デイサービス」での時間の過ごし方です。

 

童謡を歌ったり、塗り絵をしたり、折り紙をしていたのでは、「行きたく無い」

思ってしまって当然です。

 

今回紹介するのは、「機能訓練型」デイサービスです。

 

そこには、一般の「ジム」に置いてあるような「筋トレマシーン」がずらりと並んでいます。

自転車漕ぎルームランナー上腕を鍛えるもの下肢筋力を鍛えるもの背筋を鍛えるものなどなどが、ほんとうに、ところ狭しと並べられているのです。

私も良くこのようなデイサービスに見学に行きますが、「自分もこのデイサービスに通いたい」と思っているケアマネは、私だけでは無いと思います。

もちろん、お年寄りに「筋肉ムキムキ」になって貰おうというわけでは無く、
現在の筋力を維持
して頂くのが目的です。

デイサービスには、PTとよばれる「理学療法士」OTと呼ばれる「作業療法士」が常にいる場合もあれば、「運動指導員」がマシーンに付いて指導する場合もあります。

 

いずれにしても、利用される方の筋力や状態に合わせて、「どのような運動が一番効果的か」考え個別の運動プログラムを作って下さいます。

高齢の方がなぜ転倒してしまうのか?

高齢の方の歩行を観ていると、歩幅が小さかったり、足が上がらずに「すりあし」になっている方も多く見受けられます。
自宅内での、ほんの僅かな段差でも、この「すりあし」の状態ではつまずいてしまうリスクはかなり高いと思います。
機能訓練型デイサービスでは、その方の歩行状態を観て、どんなリスクを負っているかを判断し、歩き方の改善やそのための筋力のつけ方などを考えながら、個別のプログラムを作成して下さいます。

下肢筋力が弱っていたために「歩く度にふらふら」していた女性が、筋力を鍛えて
「きちんと歩けるようになった」事例もたくさん見てきましたので、男性だけでなく、

女性にもお薦めしたいデイサービスですね。

 

高齢者の転倒を防ぐために

高齢の方の転倒を防ぐためには、このように下肢筋力の低下を予防し、歩き方を改善する方法はとても効果的だと思います。

また、ほんのちょっとの段差で転倒してしまうこともあるので、そのような段差を無くすように環境を整えることも重要です。そして、手すりなどを設置して、掴まりながら歩く環境を創ることも、転倒の予防に大きな効果があります。

あ、またまた、脱線してしまいましたね。(笑)
デイサービスなんか行きたく無い! と言っている男性でも、スポーツジムならば行ってみたいと思うはずです。

しかもインストラクターが付いて、マッサージまでしてくれるデイサービスもありますから、ぜひ、お薦めしてみて下さいね。