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そんな幼稚園みたいなところには行きたくない
デイサービスというと、「歌を歌う」「折り紙や手芸」をしている。

そんなイメージが強いようです。

ですから男性の方にデイサービスを薦めると「そんな幼稚園みたいなところには行きたくない」と断られてしまうケースが多いですね。

 でも、自宅にいると引きこもってしまい、どんどん認知症が進行してしまうのではないかと不安になる方も多いです。

 また、自宅にいると、何度も同じことを繰り返して聞いてきたり、ドアをあけたり閉めたり、また、1人の残しておくのは心配なので、買い物にも出られない、というご家族がたくさんいらっしゃいます。

そこで、男性にうけるデイサービスをいくつかご紹介いたします。

 

  1.  趣味を生かしたデイサービス

 

デイサービスの中には、囲碁や将棋マージャンなどが出来るデイサービスがたくさんあります。

 

ある男性の方が、「昔は将棋を指していた」という事をお聞きしたので「将棋が出来る」デイサービスをご紹介いたしました。

 

普段は「ボー」っとしていて、寝ていることが多い男性で、はたして将棋が指せるか不安なところもあったのですが、デイサービスに行って「びっくり!」でした。

 

将棋盤を目にしたとたん、目つきが変わったのです。

 

そして、普通に将棋を指すだけでなく、デイサービスのスタッフに将棋のやり方まで教えていました。

ところが、家に帰るとまたいつもの姿に戻ってしまうので、最初、奥様に

「目を輝かせて将棋を指していたんですよ!」

といっても、にわかには信じては貰えませんでした。

認知症というのは、まだまだわからないことだらけですね。

普段、家で料理なんかまったくしておられない方が、デイサービスのお料理レクリエーションでは包丁を持った瞬間に目がきらっと光り、鮮やかな包丁さばきを見せて下さることがあります。

そして、自分の役割を持つ時に、人はしっかりと立ち上がるみたいですね。

認知症を発症する原因に関しては、まだまだ究明されてはいませんが、介護をしていた夫を亡くされたことを期に発症される女性の方をたくさん観てきました。

また、会社を定年されて、「仕事だけが生きがい」だった男性が、そのステータスを失ってしまい、認知症を発症された男性も良くみかけます。

人が生きていくためには、「自分の役割」というものがとっても重要なのかも知れませんね。

定年後もブランティア活動などに参加されている方は、比較的に認知症になりにくいのではと考えてしまいます。

ボランティアに限らず、定年後も自分の趣味を持ち、たくさんの方と交流するみとが何よりも認知症を予防する効果的な方法だと思います。

話しは元に戻りますが、ある男性の方は、「絶対にデイサービスには行かない」と言っていたのですが、マージャンが出来るということを聞いて喜んで出かけるようになりました。

そして生活のリズムが整ってきて、他の方とお話しすること、また、マージャンであっても一生懸命考えるこがよかったのでしょうか、認知症の症状が改善されたのです。

認知症は、薬を飲んでも「その進行を遅らせるだけ」だと言われています。

でも、外に出ること、たくさんの方と交流すること、脳みそをいっぱい使うこと。

そんなこと認知症の予防に繋がり、また、発症した後でも、生活は確実に活性化するようです。
マージャンなど、趣味を生かしたデイサービスであれば、男性であっても喜んで参加するケースがありますので、あきらめないでお誘いしてみて下さいね。