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徘徊センサーとは

 

徘徊センサーとは、玄関に設置して、赤外線などを使って「通過」した人がいるとブザーでお知らせしてくれる器械です。

 

ですから、自宅にご家族がいて、「ふとした隙に出て行ってしまう」というご家庭には有効です。

 

ご家族がいても、高齢であったり、障害などを持たれている方の場合には、この方法はお薦めができません。

 

ブザーが鳴っても、「すぐに走っていって外に出るのを止められる」体力があれば良いのですが、そうでなければブザーが鳴っても止めることが出来ないのです。

 

ですから、玄関に設置するのではなく、お年寄りが生活されている「居室」のドアのところに設置しておけば、「居室」を出たことがわかります。

 

この方法であれば、玄関から外に出るまでに猶予がありますので、外に出てしまうことを防げるかも知れませんね。

 

「離床センサー」というものもあります。

 

いずれにしても、「徘徊シリーズ その2」でお話しいたしましたが、外に出られるドアや窓に「徘徊防止用の鍵」を設置する方が有効かと思います。

 

「徘徊センサー」と似た機能に「離床センサー」というものがあります。
これはベッドなどのマットの下にセンサーがあり、寝ておられる方が起き上がった時にブザーが鳴る仕組みです。

 

認知症の方で「歩行も困難」な方には有効な手段だと思います。

 

夜ふと起きた時に、自分が「うまく歩けない」ことを忘れてしまってトイレまで歩いていこうとしてしまうことがあるのです。

 

ご家族が休んでいても、このブザーが聞こえた時には、トイレまでの歩行をお手伝いして、転倒してしまうのを未然に防ぐことができるからです。

 

転倒してしまって、例えば「大腿骨」などを骨折してしまうと、手術が成功してリハビリを受けても、歩けなくなってしまう方がおられるのです。転倒をきっかけに寝たきりになってしまうお年寄りをたくさん観てきました。

 

ベッドから降りた時にその重さでブザーがなるセンサーもありますが、「その時にはもう遅い」ということも多々ありますので、「起き上がった」瞬間に教えてくれる「離床センサー」の方を私はお薦めいたします。

「離床センサー」は介護保険でレンタルできます

特別養護老人ホームなど、お年寄りが生活されている施設には、大概、「離床センサー」を設置しているので、お年寄りが起き上がろうとするとブザーで教えてくれます。

介護職員ならば、走って行ってお年寄りがベッドから降りるのを手伝って、トイレまで誘導することができます。

「離床センサー」は介護保険でレンタルできますので、担当されているケアマネの方に相談してみて下さい。だいたい800単位ぐらいの物が多いようなので、1割負担ならば1ヶ月800円くらいでレンタルできます。

コードレスタイプもあり、起き上がったのを感知して、携帯やスマホに連絡して下さる優れものもあるみたいです。

これならば、庭で作業をしていても、台所で洗い物をしていても、お年寄りが起き上がった時にすぐ気がつきますので便利かも知れませんね。