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ビリー・グラハム師の死去に無関心な日本人

2018年2月21日、米国CNNを始め全世界でビリーグラハム師の死去を報じる中、先進諸国の中ではなぜか日本だけが無関心を装っています。ハリー・トルーマン元大統領からオバマ前大統領まで半世紀に亘って歴代の大統領の相談役を務めたビリー・グラハム師に対して、日本のマスコミがほとんど取り上げていないのは本当に不思議な話しですね。

ビリー・グラハム師は60年に亘って世界各地を巡り、185か国、累計2億5千万人にそのメッセージを伝えてきたと言われています。また、ニクソン元大統領、レーガン元大統領、ブッシュ元大統領(父の方です)、クリントン元大統領の大統領就任式では、全体祈祷を担当し、大統領の就任式では欠かせない人物の1人でした。

ビリー・グラハム師の4度に渉る来日

そんなビリー・グラハム師も、実は4度に渉って日本を訪れています。

しかし、ビリー・グラハム師は首相と会談することもなく、まったくの「私人」として来日しているのです。
ジミー・カーター元大統領が歴史的な「北朝鮮への訪朝」を果たし、その前準備のために訪朝して金日成元主席と会談した時とはずいぶんとその重みが違いますね。

ビリー・グラハム師は「私人」として日本を訪れていますが、日本は当然アメリカと国交があり、アメリカの大統領はいつでも日本に来ることは可能なので、北挑戦の時のように、ビリー・グラハム師の力を借りることは必要なかったのでしょうね。

それでもビリー・グラハム師はの来日に関して日本は沸き立ち、1956年の国際スタジアムでの集会には約3万人、
1967年の日本武道館と後楽園球場での集会では20万人。1980年の後楽園球場を主会場として、沖縄、大阪、東海、広島、福岡、東京で開催された集会では、33万5,000人、1994年に 東京ドームで行われた集会には、13万人の人が訪れ、集会の模様は、衛星放送を通して主要各都市で生中継されました。

ですから、日本人がビリー・グラハム師の死去に対して全くの無関心であるとは思えないのです。

ビリーグラハム師の葬儀

ビリーグラハム師の葬儀を、歴代大統領並みに「国葬」にしようという声が一部上がったようですが、「近親者のみ」でひっそりと行われるようです。

それでも、葬儀が行われる「ビリー・グラハム図書館」の近隣のホテルには予約が殺到し、1日に2万件以上の問い合わせがあります。ビリーグラハム師の葬儀のニュースを聞いて、私も近隣のホテルを調べたのですが、どこのサイトでも「このページには、2万件以上の訪問者があります」と表示されるだけで、予約の画面まで辿り着くことはできませんでした。

ノースカロライナに行って、この歴史的な葬儀に参列したかったのですが、かなり遠くのホテルを予約し、公共の交通機関を利用して現地まで赴かなければ、葬儀に参列することすら難しいみたいです。