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FUKUSIMA いのちの水 設立と働き

2011年3月11日。未曾有の大災害が東北地方を襲いました。
そして、東日本大震災の3日後、東京の「災害支援援助隊アガペーCGN」の福島県支部として、
「FUKUSIMA いのちの水」はスタートしたのです。

当時は、衣類、食品、水などを配布していましたが、福島県は他の県との「災害の質」に違いがあることに気付き、
独自に、「放射能災害」に焦点を絞って支援をすることしたそうです。

特に、生活にかかすことのできない、水だけに集中することを決め、その中で、
「FUKUSHIMAいのちの水」として別団体のNPOとして設立されました。

最も緊急を要したのは、「乳幼児の被爆対策」と「妊産婦の堕胎回避」でした。

放射線を外から受ける外部被爆に対して、内部被爆は、外部被爆よりも体への影響は大きくなる
と専門家は警告しています。

それは、体内に一度取り込んだ放射性物質の影響を避けることはできないからです。

そこで「ひとりの子のいのちを救うために」というキャッチフレーズのもと、
ミネラルウォーターの配布を計画がスタートしました。

はじめは、行政に寄付する形で進めようと考えていたそうです。
しかし、「水道水の安全性」を告知している行政は、ミネラルウォーターを受け取ることが難しく、
また、行政が配布することによって、「かえって社会不安を増す」可能性が考慮されました。

ですから、乳幼児の家庭の「経済的負担を軽減する」ことを標榜して、
あくまでも、ボランテア行為として、幼稚園、保育園に大量の配布を行ったそうです。

その配布量は5,000トン。500mlのペットボトル1000万本にあたる量で、
約10億円分のペットボトルが無料配布されました。

 

もったいないからありがとうプロジェクト

福島の子どもたちに「いのちの水」を届ける働きは、
「もったいない から ありがとう プロジェクト」へと進展していきます。

農林水産庁の調査によれば、現在、8億4千万人以上の人が満足な食事ができずに困っているそうです。そんな中、日本が「日本が世界一食べ物を捨てている国」なのだとか!
日本人としては恥ずかしい世界一ですね。

日本が大量の食物を破棄しているというニュースは良く耳にしますが、年間で約1900万トン。2兆円規模の食料が破棄されているそうです。
しかも、その余った食料を燃やすために、大量のCO2が排出されているのだとか。
世界中で飢えて亡くなっていく子どもたちがいる中、大量の食物を捨てて、その焼却のために大量のCO2を発生させている現状。なんとかしなければいけませんね。

このような状況を受けて、「もったいない から ありがとう プロジェクト」が始まりました。

日本中で「余っている生産物資」を被災地の子どもたちにプレゼントする働きです。余剰生産物を燃やしてしまうのではなくて、子どもたちや一人親世帯、孤児保護世帯に届けるこの働きは、任意の寄付だけで賄われています。

1人の日本人として、私たちにどんなことができるでしょうか?

「FUKUSIMA いのちの水」に関して、詳しくは下記のリンクをクリックして、公式ホームページをご覧下さい。

FUKUSIMA いのちの水