Pocket

「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」はこうやって生まれた !  その4

「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」はこうやって生まれた ! その1 はこちらです→スペシャルインタビュー1

岩佐めぐみさんが不思議な夢をみてから、「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」
という童話が完成して出版されるまで、実に13年という月日が流れました。

何度もその夢のことは忘れかけましたが、童話の完成に向けて大きく流れを変えたのが、
ご主人が購入された「おとうさんの絵本」です。(1991年 絵本館より発売)

そして、小学校の朗読会でその著者である高畠純さんと奇跡的な出逢いを果たし、「偕成社」から2001年6月に本が出版されることになりました。

今日は、本が出版されてから、その本が世界に旅立っていく様子を、岩佐めぐみさんに語って頂きます。

*******************************************************************

夢でみたように本が出て、しばらくすると韓国語に翻訳されました。

その次に台湾語、そして中国語、スペイン語、ポルトガル語、英語、ドイツ語、トルコ語になり、

今度はロシア語になります。
ギリシャ語のオファーもきているそうですが、ギリシャの出版事情がよくわからないので出版社が精査中です。

海外の言葉に翻訳され始めて、あるとき思いました。

「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」マルコ16:15

私は宣教師になりたくてもなれなかった、けれど本たちが遣わされて世界に出て行っていると。
本のできた経緯もですが、本が世界に出て行くことも、すべて神様がして下さったことで私は何もしていません。

遣わされて行く本たちを追いかけて、私も証の旅に出て行きたいと、JTJ宣教神学校に入学しました。
そして 卒業した昨年秋、イギリスから招待を受けて本当に証の旅に行ってきました。

日本でもそうですが、チャンスが与えられるところでは、今日のようにこの本ができあがった経緯をお話しています。

イギリスでも、この本は神様からのプレゼントであることを話してきました。

こうやってお話していると、とっても順調のように思えますが、決してそうではなく、いろいろな試練があります。
書けなくてやめたくなることも何度もありました。そんなとき、神様はまた御言葉を下さいました。

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、

 あなたがたを任命したのです。
 それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、

 また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、

 父があなたがたにお与えになるためです。」
                  ヨハネ15:16

夫は、私が夢の話をしたとき「へえ、どんな話?」「面白い題名だから考えてみたら」と言ってくれました。
そして考えた話をすると「おもしろーい、ほんとに書いてごらんよ」と勧めてくれました。
夫の言葉がなかったらこの本はできていなかったかもしれません。

そんなふうに、背中をおしてくれたり励ましてくれて、いつも応援してくれた夫は、昨年夏に亡くなりました。
けれど私は神様と夫の励ましにこたえて、これからも書き続け、また主を証していきたいです。

これからも応援してくださると嬉しいです。

「あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから『これが道だ。これに歩め』と言うことばを聞く。」イザヤ30:21


(写真左は、美大の後輩の森下尚子さん。プチポワンのテントステッチで刺繍をして下さいました)